美食
地方の美食
淮揚美食文化祭
欽工肉丸:千百年の歴史を持つ淮安市欽工鎮本場の食べ物である。現地では、「欽工肉丸を壁の向こうに投げて、拾っても丸くてピカピカ。床に跳ね返らせて、口に入れると柔らかくてポカポカ。」という民謡が伝われてきた。欽工肉丸は製作用の食材に拘り、繊細な作り方を採用するので、歯応えの良い食感がする。

碼頭羊肉:碼頭鎮は淮安市で河下に次ぐ二番目の古鎮で、有名な大将軍・韓信の出身地でもある。現地の羊肉スープは北京の涮羊肉(羊のしゃぶしゃぶ)、新疆の烤羊肉(羊の焼肉)、それに西安の羊肉泡馍(ヤン・ロウ・パオ・モー)と合わせて中国の「羊肉四絶」と呼ばれる。

活魚鍋貼:中国の淡水湖で五番目の広さを誇る洪沢湖の湖畔に位置する淮安市は言うも無く、湖中の生鮮魚介類が少なく無い。洪沢区の活魚鍋貼は、漁民の日常生活から生まれた一品であり、漁民が洗浄した活魚を鍋に入れて煮込む同時に、生面を鍋の表面に貼って焼き餅にするので、俗に「一鍋熟」と称される。食べる時には、先に鍋のそこに煮込んだ魚スープを焼き餅に垂らしてから口に入れると、独特な風味を楽しまれる。